社会人でも続けられる!サックス練習ルーティンのススメ
2025.08.02こんにちは!
サックス講師の鈴木博子です。
「サックスは大好き。でも、仕事が忙しくてなかなか練習ができない…」
そんなお悩みを、体験レッスンや生徒さんとの会話の中でよく耳にします。
でも大丈夫。
忙しくても、短時間でも、サックスを楽しみながら上達できる方法はあるんです。
今日は、そんな方に向けて「社会人でも無理なく続けられるサックス練習ルーティン」をご紹介します。
1.【平日】“5分だけ”練習でOK!
「毎日練習しなきゃ…」と思うと、気持ちが重くなりますよね。
でも、たった5分だけと決めてしまえば、ぐっとハードルが下がります。
例えばこんなふうに:
月曜日:ロングトーン
火曜日:音階1種類
水曜日:タンギング練習
木曜日:課題曲の1フレーズ
金曜日:好きな曲の出だしを吹く
コツは、「何をやるか」を決めておくこと。
毎回迷わず、すぐにサックスを手に取れるのがポイントです。
2.【週末】30分以内の“集中練習”
週末は少し時間が取れるぶん、集中力が続く30分以内で「質の良い練習」を目指しましょう。
おすすめの流れ:
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ウォームアップ(5分)
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苦手克服(15分)
-
自由時間・好きな曲(10分)
“今日はここだけやろう”とテーマを絞ることで、効率も達成感もアップします✨
3.練習メニューを“見える化”しよう
練習が続かない理由の一つは、「今日は何すればいい?」と迷ってしまうこと。
それを防ぐには、練習メニューの可視化が効果的です。
✔️ 例:
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付箋に練習内容を書いて壁にペタペタ。やったら剥がす
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スマホのメモに“練習リスト”を作成
-
手帳に「1週間メニュー」をざっくり書き出す
自分で進捗を確認できると、達成感とモチベーションも自然に生まれます。
4.“吹かない日”も音楽とつながろう(ここ以外と重要!)
どうしても吹けない日だって、音楽とつながる方法はあります。
たとえば:
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通勤中に吹きたい曲の動画を観る
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譜面を見ながら頭の中で指使いを確認する
-
映画やドラマのBGMに耳を傾けて「これ吹きたい!」を探す
- 楽器を持って指だけの練習をする
- 音が出ない程度に息を少なめに入れてアンブシュアを作る
楽器に触れられなくても、心の中にサックスがある時間をつくることが、継続への近道です。
5.おわりに
練習時間は「長さ」ではなく「頻度」と「内容の質」で決まります。
1日5分でも、続けていけば必ず音は変わります。
「ちゃんと練習しなきゃ」ではなく、
「今日はちょっとだけ音と遊ぼう」くらいの気持ちでサックスと向き合ってみてくださいね。
無理なく、楽しく、あなたのペースで。
私はいつも、応援しています!